「柔道・マスターズ大会」(28日、メキシコ)
世界ランク上位で争う大会で、女子63キロ級はリオデジャネイロ五輪代表の田代未来(22)=コマツ=が決勝でユール・フランセン(オランダ)に優勢勝ちして優勝した。男子73キロ級は橋本壮市(24)=パーク24=が、決勝でオドバヤル・ガンバータル(モンゴル)に一本勝ちした。
4試合で相手に1ポイントも許さず、昨年に続いてマスターズ大会を制したが、笑顔は少なかった。決勝は小外刈りで技ありを奪ったが、田代にとって格上となる世界ランク4位までが不在。「優勝しないといけないと思っていた。結果は出たが満足はしていない」と冷静に語った。