柔道のリオ五輪男子60キロ級代表の高藤直寿(パーク24)が4日、東京・講道館で行われた全国少年大会合同錬成に参加。小学生から「“高藤スペシャル”を教えて」とリクエストされると、変型の大腰のようなオリジナル技を惜しげもなく伝授。「僕の技を知ってくれてるのはうれしい」と“市民権”獲得に笑みを見せた。
多彩な技を武器とする22歳について、井上監督は「感覚的なようで理論的で、洞察力が優れている。今までにない新種の柔道家」と太鼓判を押した。
自身も小学生時代にこのイベントに参加し、トップ選手に感銘を受けた高藤は「自分が金メダルを取れば少年たちの目標になる」と決意を新たにしていた。