“和製ボルト”飯塚 サニブラウン撃破

 「陸上・静岡国際陸上」(3日、エコパスタジアム)

 男子200メートル決勝が行われ、12年ロンドン五輪代表の飯塚翔太(24)=ミズノ=が20秒38で優勝した。昨年の世界選手権代表のサニブラウン・ハキーム(17)=城西高=は20秒54で2位に終わった。

 昨季は度重なるけがに泣いた飯塚が、リオ五輪に向け、復活ののろしをあげた。「負けられないと思っていた」。前半はサニブラウンに先行されたが、直線に入ると一気に加速。完勝だった。

 10年世界ジュニアで日本男子初の金メダルを獲得し、ついた異名は“和製ボルト”。「できるだけ勝ち続けたい」。ハイレベルな200メートルの五輪代表争いに楽しみな役者が帰ってきた。

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