片山来夢、高さのある演技でW杯初優勝

 「スノーボードW杯」(30日、カードローナ)

 ハーフパイプ(HP)開幕戦の決勝が行われ、男子は片山来夢(20)=バートン=が1回目に90・00点をマークして初優勝した。W杯の表彰台は初めて。ソチ冬季五輪3位の平岡卓(バートン)が89・00点で2位。女子は大江光(バートン)が83・25点で自己最高の2位に入った。世界選手権優勝の蔡雪桐(中国)が88・00点でW杯通算7勝目。

 W杯遠征メンバー入りして2季目となる片山は高さのある演技を披露し、初めての表彰台でいきなり真ん中に立った。初優勝に「ただただうれしい」と満面の笑み。静岡県出身で小学校卒業を機に、屋内施設のあった愛媛県に移り住んで技を磨いた。ソチ冬季五輪のメダリスト2人を抑えて勝ち、高いレベルの実力を示したが「これで満足しちゃ駄目。もっと練習してまた優勝したい」と頼もしかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス