卓球女子で世界ランク６位に上昇した福原愛（ＡＮＡ）が９日、中国オープンが開催された成都から成田空港着の航空機で帰国した。３試合とも難敵だったが、２回戦で世界選手権（中国・蘇州）３位の木子（中国）に勝利。準々決勝は敗れたものの、世界女王の丁寧（中国）から３ゲームを奪い「距離が近づいた」と自信をつけた。

　リオデジャネイロ五輪切符もグッと近づけ「練習の成果が出せて成長を感じる。今まででいちばん卓球が楽しい」と笑顔。上り調子で、代表選考への重要なカギをとなる残り２大会に臨む。