桐生、五輪メダルに自信「十分戦える」

 大会第1日の男子400メートルリレーで3位に入り来年のリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した日本の桐生祥秀(19)=東洋大=が3日、バハマのナッソーで取材に応じ「バトンをしっかりつなげば五輪でもメダルを取れると確信できた。日本が世界で十分戦える手応えをつかめたのが大きい」と自信を口にした。

 2日のレースを終え「体へのダメージはそんなにない」と強調。米国やジャマイカの強さについて「9秒台が誰もいない日本とは個人の走力にまだ差がある」と個人でのレベルアップを誓った。

 日本陸連の麻場一徳強化副委員長は「けがあり辞退ありの状態の中で最高の結果」と総括。今夏の世界選手権(北京)の代表選考について「今回走った4人が柱になると考えている」との見解を示した。

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