錦織世界4位 主要大会初Vに追い風
男子テニスの2日付世界ランキングが発表され、錦織圭(25)=日清食品=が5位から自己最高の4位に浮上した。1年間の成績をコンピューターで換算する現行制度になった1970年代中盤以降で、女子のクルム伊達公子(エステティックTBC)が95年に記録した日本勢最高位に並んだ。
世界トップ4の座は、今後の四大大会やツアーで最も格が高いマスターズ大会での第4シード以上に直結する。準決勝までジョコビッチ(セルビア)ら上位3人と当たらない組み合わせになり、錦織が主要大会での初優勝に近づく上でも追い風になる。
1位はノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位はロジャー・フェデラー(スイス)で変動はなかった。ラファエル・ナダル(スペイン)が4位から3位に上がり、アンディ・マリー(英国)が3位から5位に落ちた。
他の日本勢では伊藤竜馬(北日本物産)が85位、添田豪(GODAITC)が86位だった。