格闘家・石井慧、恩師の斉藤仁氏悼む

 柔道の五輪金メダリストで、全日本柔道連盟強化委員長の斉藤仁氏が20日、肝内胆管がんのため死去した。54歳だった。

 亡くなった斉藤さんとは国士舘大で師弟関係にあり、斉藤さんが柔道男子監督を務めた08年北京五輪の100キロ超級を制した格闘家の石井慧(28)が20日、滞在先のオランダから恩師の死を悼んだ。自身のツイッターを更新し「遠くオランダの地で訃報をきき驚いています。心よりご冥福をお祈り致します」と思いをつづった。

 厳しい練習を乗り越えて金メダルを手にした石井は「オリンピックのプレッシャーなんて、斉藤先生のプレッシャーに比べたら、屁(へ)の突っ張りにもなりません」とコメントし、話題になった。その後、石井は柔道継続を勧める斉藤さんの意に反する形で、プロ格闘家に転身した。

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