桐生準決勝で敗退 男子60M

 「陸上世界室内選手権・第2日」(8日、ソポト)

 男子60メートル準決勝で桐生祥秀(18)=京都・洛南高=は6秒62の1組6着で敗退した。全体では14番目のタイムだった。8人による同決勝は24歳のリチャード・キルティ(英国)が6秒49で初優勝し、アジア選手権100メートル覇者の蘇炳添(中国)が6秒52で4位に入った。

 桐生は写真判定にもつれた結果を待った。準決勝1組6着。目標の決勝進出に0秒04届かなかった。スタートでスターティングブロックにかかとを付けるよう注意された。ルールではブロックに両足が触れている必要はあっても、かかとの接触までは求めていない。初の経験にペースが乱れ「自分の弱さだけど、あの一瞬で修正ができなかった」と唇をかんだ。

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