早大は反省…京産大に一時リード許す
「ラグビー大学選手権・セカンドステージ、早大48-18京産大」(15日、瑞穂)
2次リーグ第2戦8試合を行い、B組は流通経大(関東リーグ戦1位)と筑波大(関東対抗戦3位)が2連勝とした。A組は史上初の5連覇を狙う帝京大(関東対抗戦1位)と大東大(関東リーグ戦3位)が2連勝。A、B組ともに22日の直接対決の勝者が来年1月2日の準決勝に進む。C組は明大(関東対抗戦5位)、D組は早大(関東対抗戦2位)がともに2連勝で首位。わずかに準決勝進出の望みを残す立命大(関西1位)を除く関西勢4校は敗退が決まった。
早大は後半に5トライを奪い、地力を示した。ただ、風下の前半は京産大の激しい防御に手を焼いて自陣でのプレーが大半。後半開始直後には17‐18と逆転される苦しい展開だった。ラインアウトからの強力なモールと展開力で挽回したとはいえ、主将のプロップ垣永は「タックルなど根本的なところで精神的なおごりが出た」と反省。先制トライをマークした日本代表のFB藤田も「まだまだ甘いということ。連係がよくないし、次に修正したい」と渋い表情だった。
