フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦「スケートアメリカ」で、世界歴代5位の265・38点で優勝した町田樹(23)=関大=と、4位に終わった高橋大輔(27)=関大大学院=が22日、関西空港に帰国した。
ジャンプの精彩を欠き、4位に終わった高橋大輔は、危機感をにじませた。「五輪へのスタートとしてはふがいない成績。いいカツが入ったなと思う。だいぶ、やばいなって感じてます」。GPファイナル出場へは、次戦のNHK杯(11月8日開幕・代々木第一体育館)で優勝が最低条件となりそう。「優勝して、他の選手次第かな。ただ、まず自信を取り戻す演技をしたい」と、気持ちを引き締めた。