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しずちゃん逆風 五輪はアジアNo.1が条件

 練習を終え、集まった報道陣にパンチする山崎静代(共同)
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 練習を終え、集まった報道陣にパンチする山崎静代(共同)

 「アマチュアボクシング女子世界選手権」(11日、中国・秦皇島)

 組み合わせ抽選が11日行われ、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと、ミドル級の山崎静代(33)=よしもとクリエイティブエージェンシー=は1回戦が不戦勝となり、14日に初戦の2回戦でウズベキスタン選手と対戦することが決まった。当初、8強入りが五輪出場の条件とされていたが、大陸ごとに出場枠が設定されていたことが判明。ミドル級のアジア枠は1で、山崎はアジア選手で最上位にならなくてはならない。大会は1日前倒しされて11日に開幕し、非五輪階級のフェザー級1回戦で好川菜々(近大職)はケニア選手に判定勝ちした。

 しずちゃんに逆風が吹いてきた。8強入りが五輪出場の条件とされていたが、大陸ごとに出場枠が設定されていたことが明らかになった。日本女子代表の樋山茂監督は「昨夜の監督会議で知らされて、びっくりした」と寝耳に水の様子で、「アジアは、どの階級もレベルが高いから、この変更は日本にとって厳しい」とため息をついた。

 ミドル級は1枠だけ。40人の同級にはアジアから10人以上が出場し、世界ランク3位の中国選手、3月のアジア選手権で山崎が完敗した世界14位の韓国選手がいる。同32位の山崎はベスト8進出の目標も容易ではないが、たとえ8強入りしたとしても、ほかのアジア勢がそれを上回れば、出場できない。道はさらに険しくなってきた。

 しずちゃんは「厳しいなという感じはするが、できることをやるということに変わりはない」と開き直った。1回戦が不戦勝で、初戦は14日の2回戦から。相手のウズベキスタン選手はシード選手ではなく、世界的な強豪でもない。ここで勝てば8強入りを掛けた15日の決勝トーナメント1回戦に進出する。

 山崎は相手について「全然分からないので何とも言えない」としつつ、「相手が決まって心の準備ができた。今のところ、割とリラックスしている」と自然体を強調。あとは人事を尽くして天命を待つだけだ。

(2012年5月12日)

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