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高橋、4回転失敗…失意の3位「先が遠い」

 表彰台で笑顔を見せる(左から)2位のハビエル・フェルナンデス、優勝したパトリック・チャン、3位の高橋大輔(共同)
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 表彰台で笑顔を見せる(左から)2位のハビエル・フェルナンデス、優勝したパトリック・チャン、3位の高橋大輔(共同)

 「フィギュア・GPS第2戦・スケートカナダ第2日」(29日、ミシソーガ)

 男子はショートプログラム(SP)2位の高橋大輔(25)=関大大学院=がフリーも4回転ジャンプを決められず、合計237・87点の3位に終わった。世界王者のパトリック・チャン(カナダ)がSP3位から逆転優勝。女子はSP4位の鈴木明子(26)=邦和スポーツランド=がフリーでトップの119・44点をマークし、合計172・26点で2位となった。GPデビュー戦だった14歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が177・38点で優勝。

 表彰台はキープしたものの、上位2人に大差をつけられた。技術点で見劣りした高橋は「ほかの選手が4回転をぽんぽん決めていく中で、自分にはコンスタントに跳べる4回転がない」と嘆いた。

 冒頭、SPで回避した大技に挑んだが、回転不足は明らか。判定も3回転。後半のトリプルアクセル(3回転半)も着氷が乱れ、大きく減点された。優勝したチャン、2位フェルナンデスがともにフリーに4回転ジャンプを二つ組み込み、うち一つは完璧に成功させたのとは対照的だった。

 右膝に埋め込んでいたボルトの除去手術を5月に受けた影響は否定したが「ばねはベストだったシーズンに比べると戻っていない」と認める。3年後のソチ五輪までの長期計画を掲げるが、ライバルの好演技を見て「差が大きい。先が遠いなと正直感じつつある」と焦りを隠せなかった。

 ファイナル進出を懸ける2週間後のNHK杯は小塚らとの争い。前世界王者は「今回以上の出来を目指してやるしかない」と自分に言い聞かせるように話した。

(2011年10月31日)

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