男子で優勝した織田信成のフリー=北京(共同)
「フィギュア、中国杯・最終日」(31日、北京)
男子はSP1位の織田信成(22)=関大=がフリーでも1位となり、合計239・58点でフランス杯に続いて連勝。シリーズの上位6選手が争うGPファイナル(12月3日開幕・東京)進出を決めた。GPの日本勢では通算5度目となる男女アベック優勝となった。
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名実ともに、織田の時代がやってきたのかもしれない。これでライバル高橋大輔を超え、日本男子最多となるGP通算5勝目。前日のSPに続き、フリーもトップで、世界王者ライサチェク(米国)に7・41点差をつけて完全勝利に「内容は満足はできないけど、GP連勝はうれしい。ファイナルにいい形で入れる」と、笑顔がはじけた。
フリー曲「チャップリンメドレー」に乗せ、リンクに喜劇王の人生を描き切っただけではなく、この日はしっかりと“オチ”までつけた。実は衣装の「社会の窓」のチャックが開いたままの演技だったことが発覚。この思わぬアクシデントが、コミカルなプログラムとの一体感を引き出した-かは分からないが、演技力を示す5項目でも高得点を並べた。
強く、そして面白い織田信長の末裔(まつえい)が、次戦でいよいよ天下獲りに挑む。ファイナルで日本人最上位でメダルを獲得すれば、五輪代表に内定。「表彰台を狙っているし、自国開催なので4回転ジャンプを成功させたい」。日本男子初のGPファイナル制覇、そしてバンクーバー五輪での金メダルへ、“信成の野望”は加速していく。
(2009年10月31日)






