タクシーに乗り裁判所を後にする元十両若麒麟の鈴川真一被告=横浜地裁川崎支部
大麻取締法(所持)違反の罪に問われた大相撲元若麒麟の鈴川真一被告(25)の初公判が13日、横浜地裁川崎支部(阿部浩巳裁判官)で開かれ、鈴川被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役10月を求刑し、公判は即日結審した。判決は22日。
まげはなく頭髪は丸刈り。黒の半袖シャツに黒のカーゴパンツの被告は「(飲食店を営む兵庫県の実家で)皿洗いをしています。いろんな人に迷惑をかけた」などと反省の弁を繰り返した。大麻については「1月29日に初めて買った」と常習性を否定。しかし、裁判官は「29日に初めて大麻を買い、30日に吸ったというのは常識的に通らない」と被告をただした。
検察側は同被告が逮捕された六本木の事務所に加え、尾車部屋でも使用していたと指摘した。裁判の内容を聞いた部屋関係者は「吸っていたとしても分からなかった」と悔やんだ。すでに被告の私物は兵庫県の実家へ郵送済みで、同関係者は「もう会うことはないと思う」と突き放した。
弁護側は、証人尋問で被告の父・淳一さんが、更生へ向け管理するなどと話し、執行猶予付き判決を求めた。






