明大9季ぶり早大に雪辱…第84回早明戦
後半、早大のタックルを受けながら突進する明大・衛藤(中央)=国立競技場【拡大写真】
「関東大学ラグビー・対抗戦グループ最終日、明大24-22早大」(7日、東京・国立競技場)
対抗戦のフィナーレを飾る第84回早明戦は、明大が24-22で制して9季ぶりに早大に雪辱し、通算成績を35勝47敗2分けとした。6位で24年ぶりに大学選手権出場を逃した明大は3勝4敗で今季を終えた。2位の早大は帝京大に続いて明大にも敗退。8季ぶり2敗目を喫し、大学選手権2連覇にも黄信号が点滅した。
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失うものがない明大が、“終戦”試合でベストマッチを披露した。昨季は早大に7-71と歴史的な大敗を喫したチームが大変身。伝統の「前へ!」と今季のスローガン「縦横無尽」をミックスしたプレーを駆使した。
ブレークダウン(タックル後のボールの奪い合い)で優位に立ったFW陣は、スクラムでも負けない。前半は先制されながらも逆転。後半も集中力を持続し、厳しい追い上げにも粘り勝った。
ロスタイムに入って早大のWTB坂井のトライで2点差。CTB田辺のゴールキックが決まると同点だったが、右ポールにはじかれて9季ぶりのリベンジ劇を達成。優勝したような喜びを爆発させた。
就任3年目で打倒早大を果たした藤田監督は「コーチから5年。勝ったことのない選手ばかりで難しかった。素直にうれしい」と話す。学生最後の試合を勝利で飾ったロックの杉本主将も「意地を見せようと結束できた」と言う。優勝から10年間見放されている明大。この日の勝利で立て直しへ向けても光明が見えた。






