ヤリイカ新年早々好発進

 【船宿直送便】静岡・藤喜丸(デイリー指定船宿) 

 肉厚40~55センチ竿頭23匹 「甘みあって最高にうまい」

 静岡県駿河湾の石花海(せのうみ)でヤリイカの好釣果が続いている。静岡市用宗港の藤喜丸(とうきまる)では、新年2日から出船、40~55センチの肉厚の大型ヤリイカがトップは23匹の好釣果で、新年早々、好スタートとなった。

 2日は、午前5時集合、5時半出船。石花海の水深165~260メートルを狙った。風が強くてやや早揚がりになったが、40~55センチのヤリイカが5~23匹の釣果で、オデコもなく平均に釣れた。

 23匹の好釣果を上げて竿頭になったのは、静岡市の望月準司さん。弟の実さんと一緒に来たという。釣り座は右舷胴の間。

 竿は1・9メートル、電動リールにラインはPE5号、オモリ120号、プラヅノ11センチ6本仕掛け。

 「底から7~8メートル上げたり、下げたりして釣って、朝から乗りがよく2匹、3匹と掛かってきました」という。

 「石花海のヤリイカは、甘みがあって最高にうまい。釣った当日はコリコリして甘みが少ない。冷蔵庫で2、3日置けば軟らかくなって、甘みも出てきます。イカの刺し身は、横ではなく縦に切ると味が全然違っておいしい」と説明する。

 さらに「今のヤリイカは、卵を持って肉が厚い。イカを開いて卵ごと焼いて、おしょうゆをかけて食べると最高です」という。

 藤喜丸の仁科安昭船長は「ほかに希望でタチウオ釣りにも出船します。大型が有望です。ヤリイカは身が厚くて、今が狙いどきです。3月半ばぐらいまでヤリイカ釣りをやってその後は、マダイ釣りに変える予定です。日によって釣りものが変わりますので、事前にお問い合わせください」と話す。

 ▽藤喜丸=TEL054・259・6602(塚田とも子)

新年早々、大型ヤリイカ23匹の好釣果で竿頭になった望月準司さん

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