キンメ 大漁祈願

 【Doフィッシング】色良し!味も良し!!釣り納めに最適

 初心者から達人になろう

 今年も残すところ3週間。何を釣って締めますか?数が釣れて、色もきれいで、釣りに充実感があり、食べておいしい、って、キンメでしょ!“初心者にもできる沖の瀬のキンメ釣り”を解説する。

 着底したら高速でカラ巻き

 ◆タックルは!   

 専用竿がベストだが、軟らかめのマグロ竿や硬めのワラサ竿などでもグラス無垢(むく)ならいけることが多い。

 リールは、PE8号を800メートル巻ける丈夫な電動。

 オモリ300号の胴突き仕掛け。詳しくはイラストを参照。

 巻き上げ途中のバラシを防ぐため、キンメには6対4調子の柔軟さと粘り強さとを兼ね備えた竿がいい。

 ◆準備&投入!   

 まず船べりにマグネットを固定。ハリにエサを刺しマグネットに順序よく並べる。

 ミキイトを絡まないように船底に垂らし、オモリちょい投げで仕掛けを投入。下バリから順に沈んでいく。

 リールは、投入前か投入後にフリーに。バックラッシュに注意。危ないので、投入中の仕掛けには手を出さず少し離れておく。

 ◆着底&タナ取り! 

 着底は、他の釣り同様ちゃんとわかる。

 潮がいい感じに流れていれば、ミチイトは必ずフケる。このイトフケは、タナボケの原因となり釣果に影響が出る。

 オモリが着底したら20メートルほど高速でカラ巻きしてイトフケを取る。再度底を取り直し、改めて船長の指示ダナまでオモリを持ち上げアタリを待つ。

 ◆アタリ&追い食い!

 キンメがかかるとガタガタ竿を震わせるアタリが来る。続いて竿を曲げる本アタリ。

 一度大きく竿を立てて合わせ、また置き竿に戻してしばらく追い食いを待つ。

 巻き上げは船長に一声掛けてから。潮の向きによっては単独で上げられないこともある。釣れた時の巻き上げはゆっくりめの中速で。

 

 追い食いを待ち巻き上げはゆっくり

 ◆ヨリ取り&回収! 

 仕掛けは次の投入でも使うので、ハリをまたマグネットに順番に並べながら回収する。

 このときハリスやミキイトのヨリを取りながら回収するのがコツだ。ミキイトを手繰り、親子サルカンのすぐ上を持つ。反対の手でサルカンから伸びる枝スのハリをつまみ真横に引っ張る。絡まりが直りヨリも戻る。

 キンメが釣れたら、隣の人にタモを添えてもらって抜き上げる。

 祈!釣り納めでキンメ大漁!

(岩見忠弘)

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