アジしめた91匹

 【出漁ルポ・塚田とも子】「こんなに釣れるの初めて!!」全員爆釣

  葛西橋・泉水(デイリー指定船宿)

 貸し竿で十分!!

 このところライトタックルのアジ釣りが絶好調だ!手軽に釣れるので、家族連れや慣れない人も楽しめる。「今がチャンス!」と思い、26日に葛西橋の「泉水」(江東区東砂)に出掛けた。

 積田鶴太郎船長の操船で午前7時、泉水の壽丸(ことぶきまる)で出船。右舷には、会社の釣り仲間の皆さんが並んでいた。私の釣座は空いていたミヨシ。左舷ではお子さん連れの人もいた。

 1時間ほどで本牧沖に到着。水深25~30メートルを狙った。片天びんにアンドンビシ40号のコマセ釣り。ハリス2号全長2メートル、3本バリ仕掛け、ムツバリ10号。付けエサはアカタンを使用。

 船長の合図で釣り始めると、船内のあちこちで「釣れた!」と歓声が上がる。私の右隣、江東区の高橋要次郎さんは、早くも入れ食い状態。釣り方を聞くと「オモリが底に着いたら1メートル上げてコマセを振り、さらに1メートル上げて待つ。タナさえ守れば釣れますよ」とアドバイスをいただいた。

 

 初心者でも60匹

 やがて私も順調に釣れ始めた。船全体で終日入れ食いが続いた。「こんなに釣れるのは初めて!」と皆さんが口々にいう。

 型は15~34センチで、20~25センチが中心。91匹の好釣果を上げて竿頭になったのは、右舷前から3番、東京都多摩市の町田三津子さん。「よく釣れて面白い。アジ釣りの魅力は引きの良さです」と笑顔で話す。

 34センチの大アジを釣ったのは、板橋区の石神邦男さん。「アジ釣りは今年3回目。貸し竿で釣って82匹」という。

 さいたま市の長野英之さんは仲間のお世話をしながら74匹。「今日、釣りが初めて」という人たちも50~60匹釣っていたのには驚いた。船全体で満遍なく釣れたようだ。

 積田船長の話「底から1メートル上げてコマセを振って、さらに1メートル上げて待つ、が基本です。今日は、1日食いっぱなしで移動は1回のみでした。慣れない人やお子さんも貸し竿で十分楽しめますよ」

 

▽泉水=TEL03・3644・9274(塚田とも子)

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