カワハギと 知恵比べ

 【Doフィッシング】初心者から達人になろう  ゲドウを見極め狙い撃て!

 今シーズンのカワハギは型がいい!20センチ前後からときたま30センチ前後も!そして、秋はお待ちかねの真っ白で大きな肝の季節だ!“初心者にもできるカワハギの釣り方”をご紹介。

 状況ごとの四つの釣り方

 ◆キホンの聞き釣り

 オモリが着底したらイトフケを取り、イラストのような要領でミチイトをたるませないように、竿をゆっくり上下して誘う。

 アタリは、たいていコツッと小さい。あるいは、竿先が少し曲がってモタレるだけ。

 はっきりわかるブルルッというアタリは、ベラやトラギスなどのゲドウのものだ。

 ゲドウであわてて合わせずやり過ごし、微(かす)かなホンモノのアタリを見極めて合わせる。

 ◆ゲドウを散らすたたき釣り

 アタリが出ることは、アタリがないことよりよっぽどいいのだが、エサ取りのブルルッというアタリばかりなのは困る。

 たたき釣りは、そんなエサ取りが多いときの釣り方。

 オモリ着底後すぐに竿を素早く上下して、仕掛けとエサを動かすことでゲドウを脅かし追い払う。

 だが、不思議とカワハギは逃げないと言う。たたいてから、例えば聞き上げて、逃げずに残ったカワハギを選んで釣る。

 合わせは、聞き上げたり、しっかり合わせたり、臨機応変に。

 ◆活性が低いときはたるませ釣り

 カワハギの活性が低く、タナを上げると追ってこないときなどに試す釣り方。

 仕掛け上部に中オモリや大きなガン玉をつける。オモリが着底したらそのまま竿先を下げ、エサを沈ませ底を這(は)わせるようにする。ベタ底に近いタナを狙うのがコンセプトだ。

 カワハギの鼻っ面にエサを送り込み、聞き上げるなどしてハリ掛かりさせる。

 ◆小突き感覚の釣り方もいい

 活性が高いときには、小突き感覚の釣り方もおもしろい。

 チョイ投げしてオモリが着底したら、聞き釣りより早く小さく、たたき釣りよりゆっくり静かに、オモリを10センチ程度上下し続けることでアタリを出させる釣り方。

 やってみると、アタリがはっきりわかる。

 カワハギは、不思議なことにずっと同じ釣り方をしているとそのうち釣れなくなるものだ。釣り方を試行錯誤し、そのときの釣れるパターンを見つけよう!(岩見忠弘)

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