タチウオ絶好釣108センチ

 【出漁ルポ・塚田とも子】 エサ取り名人が釣り人の心を熱くする!!

 久里浜・平作丸(デイリー指定船宿) 竿頭36匹

 タチウオ釣りが絶好調!メートル超えの大型交じりで好釣果が出ている。タチウオはエサ取り名人と言われる。釣果に腕の差が出て、釣り人の心を熱くする。「私も釣ってみたい」と、9月24日、神奈川県横須賀市久里浜港の平作丸に出掛けた。

 北島秀太郎船長の操船で、午前7時離岸、7時15分に出船。観音崎沖の水深70メートル前後を狙った。私の釣り座は右舷前から2番目。

 竿は1・8メートル前後で8対2の先調子。電動リールにPEライン2号以下、片天びんにオモリ60号か80号(船長が指示)、仕掛けは1本バリは2メートル前後、2本バリは2・5メートルまで。エサはサバの切り身を使用。

 タチウオ釣りのベテラン、横須賀市の星信好さんにエサの付け方や竿のシャクリ方などを教えていただいた。北島船長の合図で釣り開始。「水深70メートル、タナは下から20メートル」など、場所移動のたびに指示がある。

 釣り始めて間もなく船内のあちこちで「釣れた!」と歓声があがる。私にも良型タチウオが釣れた。しかし、掛かったと思って上げるとエサがなかったり、ハリスが切れていたり、なかなか難しい。左舷前から2番目、埼玉県入間市の小岩井和俊さんは「タチウオのシーズン中は、毎週来る」という熱中ぶり。一荷釣りもあった。

 右舷トモで横浜市の西山芳隆さんが108センチの大型タチウオを釣って、満足そう。

 竿頭は、右舷ミヨシで65~100センチのタチウオ36匹の好釣果をあげた江戸川区の東海大介さん。「タチウオはゲーム感覚で面白い。竿頭になれて、うれしい」と笑顔を見せた。

 小岩井さん28匹、星さん22匹など20匹台の人たちも数人いて、船全体で楽しめたようだ。

 北島船長の話

 「エサは、できるだけ縫い刺しにして真っすぐに付けてください。タチウオ釣りはアタリが出てからが勝負。最初のアタリでは合わせず、タチウオの重さを感じながら、完全に重みを感じてから大きく合わせて口に掛ける。タチウオはホバリングやバックもできます。最後まで気を緩めずに取り込んでください」

 ▽平作丸=TEL090・4074・3228

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