大判ヒラメ

 【出漁ルポ・千葉朗】 ▽片貝・二三丸 (デイリー指定船宿)

 片貝南沖解禁初日にいきなり出た!!

 片貝沖のヒラメは、8月に東沖が解禁。9月は南沖の四天木根が解禁。その初日に片貝へ出掛けてみた。台風一過の晴天。ご機嫌な釣り日和で、ヒラメの食いも活発。トップは10枚でツ抜け。3キロの大判を釣り上げる人もいて、ご機嫌な釣りになった。

 スタート直後から食い活発

 千葉県・片貝港の本紙指定船宿「二三丸」の桟橋に午前4時集合、4時半出船。片貝沖のヒラメ釣りは9月1日に南沖の四天木根が解禁となり、その初日。東北を直撃した台風は、このアタリにも影響があったようだが、この日は風も弱く、ご機嫌な釣り日和。釣り場までは40分ほど。

 6時釣り開始。水深約25メートル前後の根際や漁礁周りを狙っての釣り。仕掛けは、オモリ40号のライトタックル。ハリスは6号。配られた活(い)きイワシを付けて、早速海底に投入。底から少しタナを切ってアタリを待つ。

 スタート直後から、船中のあちこちで竿が絞り込まれヒラメが上がる。1~1・5キロ級が中心で型がそろっている。外道にはイナダも回ってきた。

 

 平均5枚以上

 食い渋るとポイントを変え、そのたびにあちこちで竿が大きくしなり、ヒラメの食いは活発だ。船長は「3、4年前のようには数が出なくなった」というが、終わってみればトップは10枚のツ抜け。平均5枚以上と数も出た。

 ヒラメ釣りとしては上出来。連日トップ20枚以上といった爆釣時代に比べて型もそろっている。食いがよく、イワシもなくなって11時の上がりとなったが、その直前に3キロの大判も出た。

 片貝沖のヒラメ釣りは、9月の南沖解禁に続き、10月には全面解禁で、本格的なシーズンイン。まだまだこれから、豪快な大判の引きも存分に味わえるはずだ。

 ▽二三丸=TEL0475・76・9957

 二三丸・小倉忠船長

 「ヒラメは、ベタ底ではなく、50センチから1メートルほどタナを切ってアタリを待ちます。アタリは多く、いきなり食い込むヒラメもいますが、アタってもなかなか食い込まないときは、聞きアワセで、ゆっくり、少しずつ仕掛けを上げてくると、くわえたエサを放すまいとヒラメが反転し、ハリ掛かりします」

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