良型タチウオ好釣25匹

 【船宿直送便】▽静岡・藤喜丸(デイリー指定船宿)

 マダイやヤリイカにも期待

 吉田沖でタチウオが好調に釣れている。静岡市用宗港の藤喜丸(とうきまる)では、今月3日、タチウオ船で午前1時集合、準備が出来次第出船。北東の強風と波で釣りにくかったが、吉田沖で70~120センチの良型タチウオが7~25匹釣れた。強風と波の中で良型タチウオ25匹の好釣果をあげて竿頭になったのは、静岡県富士宮市の佐野充寿さん。

 竿は、5対5調子の2・2メートル、電動リールにPEライン4号、片天びんに水中ライトとオモリ100号、仕掛けは「市販品は全長3メートルが多いが、自作の仕掛けは全長2メートルの2本バリです」と説明する。エサはサンマの切り身を使用。

 午前2時から釣り始めて、「吉田沖の水深60メートル、タナ30~40メートルで釣れた」という。佐野さんは、前半の2時間は「立ってしゃくって釣った」が、北東の風が強くて波も高く釣りにくいので、後半は「竿(さお)を竿掛けに掛けて座って釣った」。

 後半の午前4時から5時まで入れ食いになった。「自分は、軟らかめの竿で食い込み重視の釣りをします。後半は置き竿にして、波で竿先の揺れが誘いになって、よく釣れました」と説明する。

 5時過ぎて明るくなってからは、ボツボツの食いになったようだ。

 仁科安昭船長は「風が強く波もある中で25匹の好釣果が出ました。タチウオ釣りは始まったばかりで、これから長く楽しめます。なぎなら、さらに好釣果が期待できます。2日は40匹超えも出ました」とアピールする。 さらに「石花海(せのうみ)でヤリイカ釣りも始まりました。まだ小ぶりですが、今後たちまち大きくなります。タチウオやマダイ、ヤリイカなど、予約制で出船しますので事前にお問い合わせください」という。

 ▽藤喜丸=TEL054・259・6602(塚田とも子)

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