良型キンメダイ絶好釣
【船宿直送便】▽ 宇佐美・嘉丸(デイリー指定船宿)
ライトタックルで連釣35匹
南沖でライトキンメの好釣果が続いている。静岡県伊東市宇佐美港の嘉丸(よしまる)では、ライトタックルでキンメダイを狙うので「手軽にできる」と人気が高い。
しかもキンメダイは一年中おいしく、刺し身や煮魚、何の料理にも合う。大高嘉晴船長は「これまでマダイ釣りをやっていた人もキンメダイにハマって、竿やリールなど道具をそろえる人もいます」と話す。
7日は午前3時40分に出船、南沖の水深320~350メートルを狙った。オモリ300号、市販の胴突き仕掛け6~10本バリ。エサはイカやサバの切り身を使用。
朝から途切れなくポツポツと順調に釣れて、釣果が伸びた。竿頭は伊東市の青木義友さんで、30~36センチの良型キンメダイ35匹の好釣果をあげた。10本バリに6、7匹掛かったこともあったという。
「竿先に出るアタリの強さで、キンメダイが上のハリに掛かったか、下のハリに掛かったか、分かるから、判断して追い食いさせます。船でお客さんに説明しますが、何回か経験して分かるようになるようです」と船長。
当日は船全体で順調に釣れて、30~36センチの良型キンメダイを15~35匹、全員2ケタの好釣果となった。31匹や22匹の人もいて、楽しめたようだ。青木さんは、50リットルの大型クーラーに入れて「35匹も釣って十分に満足です」という。
潮の状況によって多少ムラはあるが、このところは出船するたびに好釣果が出ていて、期待は大きい。なお、希望でメダイ釣りにも出船する。
船長は「当分キンメダイを中心に狙います。これから秋にかけてワラサも出てくるので楽しみです」という。
▽嘉丸=TEL0557・47・1919(事務所)、0557・48・9640(自宅)。午前、午後出船。貸し道具と仕掛け(キンメは除く)は無料だが、事前に連絡を。(塚田とも子)