乗っ込みクロダイ

 【Doフィッシング】 年に一度のシーズン到来!

  久里浜沖や平塚沖で乗っ込みのクロダイがラストスパートだ。大きな真子(卵)や白子がたっぷり入ったクロダイは、脂が乗り絶品!“好調クロダイ釣りのビギナーにもできるコツ”をご紹介。

 初心者から達人になろう トップ20~25匹

 ◆クロダイ概況

 平塚沖では、平塚「豊漁丸」のマダイ五目の乗合船で4月上旬から釣れ始めた。朝一の時合いにクロダイを狙い、いい人だと4~5匹になる!

 久里浜沖では、久里浜「平作丸」が4月下旬からこちらはクロダイ専門の乗合船を出船開始。毎年5月いっぱいが好機で、釣果は右肩上がりによくなり、現在いい日にはトップ20~25匹に!型は1キロ前後から大きいものだと2キロを超える。年に一度のクロダイ祭りだ!この機会にチャンスをつかもう。

 ◆道具や仕掛けは?

 道具はイラスト参照。クロダイ専門に狙う場合でもマダイ釣りの道具でオーケー。ただ、仕掛けはハリス2号6メートル2本バリ、ハリはチヌ3号程度のものを使う。コマセは基本アミコマセ、これにオキアミを混ぜる場合がある。つけエサはオキアミ、1匹掛けでいい。クロダイが釣れたら心臓を傷つけないようにエラを1本ハサミで切って、海水バケツに入れ血抜きをする。おいしく食べるコツだ。

 ◆釣り方のコツは?

 釣り方の基本はイラスト参照。

 「コマセは底と底近くにだけまきます」と、平作丸の秀太郎(北島秀司)船長。

 指示ダナは底から4~5メートル、ハリスが底を1~2メートルはった状態になる。クロダイは下を向いて泳ぎ、底に落ちているエサを捕食する。エサがベタ底にあるかどうかはとても大事だ。タナを取ったら置きザオで待つ。30~40秒に一度置きザオのまま竿を立て、エサを底からピョコンと跳ね上げ、そのまま少しの間アタリを待ち、再び竿を戻す。「誘いを4~5回入れたら、巻き上げてやり直してください」と秀太郎船長。

 ◆水面暴れに気をつけろ!

 クロダイもマダイ同様ゴツゴツッという前アタリに続いてギューンッと竿を曲げる。竿を立て、無理せず、いなしながら巻くと少しずつ浮いてくる。水面で暴れたら送り込み、取り込みは慎重にタモですくう。

 さあ、乗っ込みのクロダイ、ラストスパートだ!(岩見忠弘)

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