広島・坂倉 一時勝ち越し弾&猛打賞も悪夢 延長十二回サヨナラ被弾→今季5度目4連敗で借金17
「DeNA4-3広島」(8日、横浜スタジアム)
広島が痛恨のサヨナラ負けを喫した。延長十二回、8番手のアドゥワ誠投手(27)が筒香に一発を浴びた。チームの連敗は4に伸び、借金は今季ワーストを更新する「17」に膨らんだ。最下位にもがく赤ヘル。3位に浮上したDeNAとは5ゲーム差に開いたが、CS進出へ、まだまだ諦めるわけにはいかない。
敵地に降り注ぐ歓喜のウオーターシャワーを尻目にカープナインがベンチへと引き揚げていく。延長十二回に8番手・アドゥワが筒香にサヨナラ弾を被弾。4時間半を超える熱戦となったが、ダメージだけが残る負け方を食らってしまった。
主砲が見せ場をつくった。会心の一撃はぐんぐんと伸びていくと、青く染まった左中間席に飛び込んだ。坂倉が一時勝ち越しとなる11号ソロ。ダイヤモンドを一周し、新井監督からヘルメットをたたかれる祝福を受けると、「よっしゃ!」と叫びながらナインとハイタッチを交わした。
2-2で迎えた七回1死だ。この回から登板した4番手・中川虎に対し、2ボールからの甘く入った149キロを逃さなかった。高々と舞い上がった打球は横浜の夜風に乗ってスタンドイン。「良いスイングができました。先に勝ち越すことができて良かったです」と、自画自賛の一振りは7月18日・阪神戦(マツダ)以来の一発となった。坂倉は四回と延長十二回にも安打を放ち今季5度目の猛打賞をマークした。
勝利のチャンスはあった。2点を追う六回は制球に苦しむDeNA投手陣から計5四球をもぎとるも、押し出し四球と代打・佐藤啓の右犠飛で奪った2点止まり。1点リードで迎えた八回は、4番手・高がエンカーナシオンに痛恨の同点ソロを浴び天を仰いだ。延長十回2死一、二塁の好機では途中出場の持丸が一ゴロ。延長十二回は2死一、二塁で好調の佐々木が打席に立つも、馬場の前に空振り三振に倒れ、左翼席の鯉党からため息が漏れた。
チームは今季5度目の4連敗。今季ワーストを更新する借金17を背負い、5位・中日とは2ゲーム差に広がった。残り46試合。一つでも上の順位を目指し、チーム一丸で戦っていく。
