広島最大の勝因は「久しぶりに見せた森下の闘争心」と安仁屋宗八氏 会心の勝利で交流戦最下位脱出
「広島7-4オリックス」(6日、マツダスタジアム)
広島打線が坂倉、持丸の一発などオリックス投手陣から7点を奪い、森下-高-中崎の継投で逃げ切った。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「初回から飛ばしていった森下の闘争心」を第一の勝因に挙げ、低調だった打線の噴火を促したと評価した。
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森下の気迫あふれる投球が打線に火をつけたんじゃないか。この試合にかけているというような闘争心が凄く伝わってきた。彼のそういう姿を久しぶりに見たような気がするね。先発の責任というのか。連日の延長戦でリリーフ陣の疲労を感じていたのだろう。
(広島は4日の日本ハム戦で延長12回を戦い2-5の敗戦。5日のオリックス戦は12回で引き分けた。その結果、ハーンと森浦が3連投、高と辻が2連投となりブルペン事情が逼迫していた)
初回から飛ばしていった投球に森下の気持ちが表れていた。直球でグイグイ押していたし、内角を強気に攻めていた。制球も良く、調子のよくない時に目につく立ち上がりの悪さは、まったくなかったね。
飛ばしていった分、終盤に入ってつかまり、八回は満塁のピンチを残した状態で高の救援を仰いだが、そこまでよく踏ん張ったと言える。
(先発した森下の投球成績は7回1/3で8安打4失点。救援した高は2者を抑え、5-4の状況でその裏の攻撃に入った)
内野ゴロの間に1点を与えたとはいえ、リードを保ったまま八回を投げ終えた高の投球も見事だった。3連投にも耐えたのだからベンチの評価はさらに高まったはずだ。
攻撃陣は初回、2点目を取ったモンテロの安打は大きかった。二死三塁からだったこともあり、相手にダメージを与えたはずだ。
四回に坂倉、持丸の本塁打による追加点など点の取り方がよく、終盤に加えた名原の2点打も、取られた直後だっただけに効果的だった。その結果の大量点だが、打線全体が機能したというところに意義がある。
九回は内外野の好守で試合を締めた。投打に乗っていける貴重な1勝になったのではないか。特に森下の投球は、ほかの先発投手の見本になったと思うね。
