ジョンソン五回1死まで完全! 6回4失点今季初黒星も「次に進んでいきたい」

 「広島2-4DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 今季初の黒星を喫した。それでもジョンソンは前向きな言葉だけを連呼する。「ストライク先行でいけたし、自分から崩れたピッチングではなかった」。結果は6回5安打4失点(自責点3)でも、内容は悲観的なものではなかったからだ。

 0-0の五回。1死一塁で嶺井に左越え2ランを被弾した。さらにエルドレッドの失策から2死二塁とされ、倉本に中前適時打を浴びた。六回には三塁内野安打をきっかけに4点目を奪われた。

 決勝点になった嶺井の一発については「うまくすくい上げられた。そんなに悪い球ではなかった」。投じたのは膝元への141キロの直球。悔いが残る失投ではなかったことを強調し、打者の技術を称えた。

 四回までは無安打投球。完璧に封じ込めており、首脳陣の評価は不変だ。6勝止まりだった昨季と比較し「右打者に対してワンバウンド気味になる球がない。懐に投げ切れているし、緩急も使えている」と畝投手コーチ。次回の登板に期待を寄せた。

 「野球ではこういうことが起こる日もあるんだ。次に向けて進んでいきたい」。ジョンソンは、こう言ってタクシーに乗り込んだ。精神的にもダメージがない1敗。気持ちを切り替え再びマウンドに上がる。

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