丸が九回に決勝弾 チームの貯金は再び20の大台に DeNAは継投が裏目

緒方監督(左)に出迎えられる決勝弾を放った丸(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA2-3広島」(12日、横浜スタジアム)

 広島が同点で迎えた九回、丸が相手守護神の山崎康から14号ソロを放ち、競り勝った。1死走者なしの場面で1ボール2ストライクからの4球目、外角高めに浮いた140キロのツーシームをフルスイング。高々と舞った打球は、バックスクリーン右に飛び込んだ。

 チームの貯金を20とする値千金弾に、丸は「なんとか食らいついて、みなさんの声援に乗ってスタンドまで届きました」と振り返り、首位を走る優勝争いには「こういう位置にいるので何としても優勝したい。相手より、また明日勝つことにしっかり集中していきたい」とアピールした。

 1点を追う八回には、鈴木が2番手・三上から左翼ポール際に17号同点ソロ。先発・野村は7回3安打2失点も勝ち負けつかず、2番手のジャクソンに勝ちが付き、4勝目。

 DeNAは三回、2死一塁から桑原の9号左越え2ランで一時は逆転。先発の石田は7回を3安打1失点。6三振を奪う好投で、四回以降は無走者に抑えていたが、八回からの継投策が裏目に出た。

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