右手に打球直撃の黒田 精密検査へ

試合中にタクシーで横浜スタジアムを後にする広島・黒田=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「DeNA2-3広島」(29日、横浜)

 広島・黒田博樹投手が右手首付近に打球を受け、五回途中に降板。試合中に横浜市内の病院で診察を受けた。この日の診断結果は明らかにされず、31日に広島市内の病院で精密検査を受け、専門医の診断を仰ぐことが発表された。

 1-0の四回だった。筒香の中前適時打で同点とされ、なお1死二塁。バルディリスが放った中前に抜けそうなライナーに対し、右手を出して止めようとし、打球が右手首付近に直撃した。跳ね返った打球は左前に転がり、二走・筒香が生還。逆転を許した。

 このときは降板せず、投球練習を経て続投。1死一塁から2者連続三振に抑えた。

 しかし、2-2の同点に追いついた五回、先頭の砂田を三ゴロに抑えたところで、ヒースと交代した。

 黒田は午後8時半ごろ、トレーナーとともにタクシーに乗り込み、横浜市内の病院へ向かった。チーム宿舎に戻った際には「トレーナーに聞いて」とだけコメントした。

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