193センチ先発右腕ヒースを緊急獲得

 今回の新外国人獲得の大きな目的は、好調が続かないバリントンに危機感を持たせることだ。開幕からローテを守っているが、7勝7敗、防御率4・33。野村監督は「外国人の競争意識かな。バリントンは実績はあるが、本来の投球ができていない」と言う。同じ先発投手が加入すれば、目の色を変えてプレーするようになるとの期待がある。

 バリントン以外にも、前田以外の先発投手陣は安定感に欠ける。「60試合も残っているし、8月は6連戦が続き、投手陣が苦しくなる。どうしても手薄になってくるので、球団に獲得していただいた」と指揮官。チームの生命線は投手陣だけに、外国人を野手1人にし、バリントン、ミコライオ、ヒース、フィリップスの中から3人を1軍で使うプランも出てきそうだ。

 25日からは、1・5ゲーム差で追いかける2位阪神を本拠地に迎える。くしくもその25日に米国から来日するヒースは6日以来、実戦から遠ざかっているが、野村監督は「起爆剤になってくれれば。準備が整えば(実戦で)使う」と期待を寄せた。チームに勢いを付ける救世主になれば、夢は現実に変わる。

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