「コンベンション」(18日、赤坂サカス)
プロ野球の09年度表彰選手が18日、東京都内で行われたコンベンションで発表された。広島からは東出輝裕内野手(29)が08年に続き、2年連続で二塁手ベストナインを受賞。広島の二塁手が連続受賞したのは88、89年の正田耕三=現オリックスコーチ=以来20年ぶり。野村新監督の下で内野のリーダーを期待される東出は、5年連続のベストナインと来季の優勝を誓った。
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晴れの表彰式。東出は記念の盾を照れくさそうに受け取った。プロ10年目で初受賞した昨年に続き、2年連続で二塁手部門のベストナインに輝いた。
「この場に立てることをうれしく思います。今年は自分なりに頑張れたし、今年の方が(選ばれた)実感はあります」
今季は142試合に出場。チームトップの打率・294と安定した成績を残した。自身も納得の受賞だ。
広島の二塁手が2年連続でベストナインを獲得したのは88、89年の正田以来20年ぶりの快挙。「あと3年は続けて獲りたいです」と5年連続での受賞を目標に掲げた。ベストナインの常連を目指し、さらなる飛躍を誓った。
昨年に続き、今年もチーム唯一の受賞者となった東出。表彰式では少しばかり肩身が狭そうにしていた。「ちょっと寂しいでしょ。僕以外に2、3人入ればチームは強くなっている」。ベストナイン受賞者が増えれば、チームが強くなっている一つの証しだ。そんな日が来ることを、チームリーダーらしく願った。
実績を残し、年々、成長を続けている東出。来季は野村新監督の下で優勝して、ベストナインを獲得することを公約に掲げた。
プロ入り以来、野村監督は内野手としての良き手本でもあった。現役時代から野球のイロハをたたき込まれた。そんな野村監督を胴上げするためにも、来季はさらに高い目標を設定した。
「野村監督には事細かに教わった。1人1人考えながら野球をして、年間通して考えながらやれば勝つよ。チームとして勝たないといけない」。野村野球を知っている男は忠実に実行して、チームを強くする気概を見せた。
受賞の知らせを聞いた松田オーナーも「チームリーダーとして頑張ってやってきた。光栄です」と喜んだ。だれもがリーダーと認める存在となった東出。“勲章”を手にした男が見据える先は、自身初の優勝だ。






