広島は4日、静岡市内のホテルでドラフト4位で指名した庄司隼人内野手(18)=常葉学園橘高=と契約金4000万円、年俸500万円で仮契約を結んだ。09年度ドラフト指名選手で入団内定第1号。庄司は高校まで投手も、プロでは内野手一本で勝負する。同じ170センチ台ながらチームを引っ張る東出輝裕内野手(29)を手本に将来の遊撃あるいは二塁の定位置獲りの決意を明かした。
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12球団ドラフト指名選手一番乗りで仮契約を終え、晴れてカープの一員となった。庄司は近い将来、鯉の二遊間のレギュラーを奪う決意をみなぎらせた。「(仮契約は)うれしいです。将来、子どもたちに夢と希望を与えられる選手になりたい」。大きな目を輝かせ、希望に満ちた表情で話した。
常葉橘では1年秋からエースとして活躍。最速149キロの万能選手だが、プロ入りする際の悩みもあった。「身長が低いのが不安。背が小さいとプロになれないと言ってきた人たちを見返してやりたい」という。大型選手に交じり、プレーできるかの心配もあるが、お手本にするのがチームで先輩となる東出だ。“チビ”の愛称をつけられている東出は今やカープのリーダーであり内野のキーマンに成長した。
「いいところを吸収しながら、成長できればと思います。東出さんも高校(敦賀気比)では投手で、投手から野手になったので、いろいろ話を聞いてみたい」。入団後は早速、弟子入りする決意。投手から野手に転向する庄司にとって、心構えや練習法など学ぶべきことは山ほどある。
背は大きくないが体の強さは並ではない。小1から野球を始めたが、家庭の方針の下で牛乳は毎日飲み、時には1日2リットル飲み干したことも。
実家は農家を営んでいるが、自家製野菜とお米、沼津市の漁港から取れた魚をもりもり食べてすくすく育った。母の恵美子さんは「風邪をひいたことがないのでは。ケガもないし、虫歯になったこともない」と目を細めた。野村新監督の下での厳しい練習にも「しっかり守れるように練習したい」と厳しい練習に耐える覚悟はできている。
高校時代は投手一本。その未練を断ち切り、現在、母校では内野ノックを受け向上に努めている。「中学の時ちょっとやっただけですけど、内野手への楽しみはあります」。数年後の内野のレギュラー獲りへ庄司が決意を新たにプロの世界に飛び込む。






