日本高野連「これ以上の説明は差し控える」聖隷クリストファー選抜選考漏れへの県高野連の要望に回答

 日本高野連は10日、第94回選抜高校野球大会の東海地区の出場校選考から漏れた聖隷クリストファー高(静岡)を巡って静岡県高野連から出された要望に関しての回答を発表した。静岡県高野連からは同校への何らかの措置や丁寧な説明などを求められていたが、日本高野連は「主催者としては選考委員会総会時と2月4日付の毎日新聞紙面での説明以上のものは公表できないと総合的に判断したため、当該校にもこれ以上の説明は差し控えたい」などと見解を示した。

 聖隷クリストファーは東海大会で準優勝し選抜出場が確実視されていたが、1月28日に開催された出場校選考委員会で「投打に勝る」「甲子園で勝てる可能性が高いかを客観的に判断した」という理由で東海大会で4強だった大垣日大(岐阜)が選出され、補欠校に回った。直後から選考を巡る批判が高まり、なかには33校目としての特別選出を求める声も上がった。こうした事態を受け、静岡県高野連は3項目にわたる要望を日本高野連に出していた。

 「(1)当該校への主催者側からの何らかの措置や丁寧な説明」については、「その詳細な内容は公開になじまないと考える」として追加の説明を避けた。また、「(2)今後の選考方法について様々な角度から検討」、「(3)静岡県内の加盟指導者からの思いや意見を届けたい」については、それぞれ「選考のあり方や選考経過の説明方法などについては今後検討していく」、「加盟指導者からの思いや意見があればお届けいただきたい」と回答した。

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