巨人 痛恨連敗で3連覇ピンチ 自力V消滅 八回絶好機に代打中田実らず

8回、三塁ゴロに倒れる中田(撮影・西岡正)
3回途中、マウンドを降りる山口(撮影・佐藤厚)
3回途中、交代を命じられた山口(右)と大城のバッテリー(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-4阪神」(26日、東京ドーム)

 巨人は痛恨の連敗。終盤の追い上げも1点届かなかった。

 この時点で2位・阪神とは4ゲーム差。自力での優勝の可能性が消滅した。残り21試合、リーグ3連覇に黄信号がともった。

 原監督が勝負の一手に出たのは八回。阪神・岩崎を攻め1点差に詰め寄り、なお2死一、二塁の好機に代打に中田を送った。だが結果は三ゴロ。歓声は一転しぼみ、ため息に変わった。

 この一戦にかける執念が随所に出た。中4日で投入した山口は三回途中で交代した。だが、五回に鍵谷が糸井に走者一掃の適時二塁打を浴びて3失点。相手を4安打に抑え、打線は7安打を放ったが、五回の3失点が重くのしかかった。

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