槙原寛己氏、悔しがる 大谷の打撃投手に「もどかしくて仕方なかった」
元プロ野球選手で野球解説者の槙原寛己氏が13日、TBS系「ひるおび!」で、エンゼルスの大谷翔平が出場したホームラン競争について、大谷の打撃投手に対し「もどかしくて仕方なかった」と悔しがった。
番組では大谷が出場したMLBのホームラン競争について特集。槙原氏と元メジャーリーガーの岩村明憲氏がゲストで解説を行った。
その中で槙原氏は、大谷の打撃投手となったジェイソン・ブラウン氏について「(ナーバスになっていたのは)間違いない。ボールの供給、下手だった」と悔しげな表情。
「たくさん(ボールを)持っちゃって、すぐに投げればいいのに、(ボールを)取りに行くから、こっちはもどかしくて仕方なかった」と本音をポロリ。
これに岩村氏は「アメリカのバッティング練習って、4球1セットなんです。投げる手に1つ、あと3球持つ。4球連続で投げて、ボールを取っている間にバッターは休む。そのリズムはシーズン中と同じような形にしようとした」と打撃投手の気遣いがあったとしたが、槙原氏は「でも、ダメだったよね。その人に文句言うわけじゃないけど」と渋い顔。
「他のバッティングピッチャー、ものすごく上手い人いたから。コントロールも良かったし」と他球団の打撃投手とも比較。そして「言ってたじゃん、早く取れよってスタッフもみんな言ってたよ」とスタジオのスタッフも同じ事を言っていたと暴露し、スタジオは笑いに包まれた。
槙原氏は「時間と戦ってるから。そういうところに目がいっちゃう」ともコメントすると、八代英輝弁護士も「丁寧なセットアップはいらないと思いました」と同調した。
槙原氏は「絶対に(打撃投手にも)分配金されるわけですよ。打ってくれれば自分にもお金が入るから、それもあるからもうちょっとうまくデリバリーしないとダメだよね」と最後まで厳しかった。