ソフトバンク育成のキューバ出身ロドリゲスが契約破棄 再来日拒否 母国野球連盟が発表
ソフトバンクが今年1月に育成選手として契約を結んだキューバ出身のアンディ・ロドリゲス投手(22)が球団との契約を破棄したことが7日(日本時間8日)、わかった。キューバ野球連盟(FCB)が公式サイトと公式ツイッターで伝えた。
ロドリゲスはキューバ代表の一員として東京オリンピックの米大陸予選出場のために滞在しているマイアミで行方不明となり、亡命した可能性があると伝えられていた。
FCBは声明で「アンディ・ロドリゲス投手はソフトバンク・ホークスとの契約を破棄し、米国に残ることを決断した」とつづり、この日朝に日本行きの便に搭乗しなかったことを明らかにした。同便には同じキューバ代表のメンバーだったソフトバンク所属のアルフレド・デスパイネとリバン・モイネロ、中日所属のヤリエル・ロドリゲスとライデル・マルティネスが搭乗したという。
ソフトバンク所属の選手では昨年1月に同じくキューバ出身のオスカー・コラス外野手が亡命し、同12月に自由契約になっている。同外野手は今年3月にSNSで米大リーグのホワイトソックスと合意したことを示唆。契約金は270万ドル(約3億円)と言われている。