ヤクルトの奥川は登録抹消へ 高津監督は及第点「レベルの高い投球だった」

 5回を投げ終え、悔しそうな表情でベンチに戻る奥川(撮影・高石航平)
力投するヤクルト・奥川恭伸=神宮球場(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト2-8阪神」(28日、神宮球場)

 ヤクルトの奥川恭伸投手が、登板間隔をあけるため、29日にも登録抹消となることが決まった。試合後の高津監督が明かした。

 開幕3戦目で今季初先発したが、立ち上がりに先制点を失うなど、5回5安打3失点。今季1敗目を喫し、「調子自体は悪くなかったですが、失点の仕方がよくなかった」と今日の反省を胸に、次戦への準備を進める。

 一方の高津監督は、奥川に及第点だ。5奪三振に斬って取るなど、安定した制球力も光り、「いい投球だった。いろいろな球種でストライクがとれる、すごくレベルの高い投球だった」と目尻を下げた。

 ここまで球数制限を設けるなどし、順調にステップアップを図ってきた右腕。今後も1軍に帯同しながら調整を続けていく予定で、登録可能となるのは最短で4月8日の広島戦(神宮)から。次戦こそ、プロ初勝利を目指す。

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