ヤクルト戦力外の上田剛史が引退を決断 チーム一筋14年、トライアウト受験せず
ヤクルトから戦力外通告を受けていた上田剛史外野手が引退を決断したことが2日、分かった。小川GMが電話で報告があったことを明かし、「トライアウト(受験)を予定していたんだけど、トライアウトに出ないで引退することにしました」と伝えられたという。
この日、自由契約選手として公示されたことを受け、「言ってあげた方が、上田もどこかから話があるんだったら。自由契約で認識されていると思うんだけど」と説明した。今後については未定で、小川GMは「なかなか難しいかも分からないけど、いろいろ考えながらというところかな」と話した。
上田はヤクルト一筋14年。主に代打や守備固めなどでチームに貢献し、通算797試合に出場した。シーズン終了後に戦力外通告を受け、「頭の中の整理がついていないという感じです」と語っていた。