オリックスの新選手会長に吉田正尚外野手（２７）が就任することが３０日、分かった。２０１９年から務めた若月健矢捕手（２５）の任期満了に伴うもの。新型コロナウイルスの影響で今年は選手会納会が行われないため、３日の選手会総会は若月が出席、その後、引き継ぐことになる。

　吉田正は今季、初めて首位打者のタイトルを獲得。充実したシーズンになった。現在は「時間を無駄にせず、家族との時間も過ごしながら合間を見てトレーニングもしている」という。来季からは主砲としてだけでなく、選手会長としてもチームを引っ張ることになり、名実ともにチームリーダーとなる。

　副会長には安達了一内野手（３２）らも就任する予定。最下位から浮上を目指すチームをけん引する。