オリックス 中田ひとりにやられて最下位逆戻り 西村監督はバッテリーに苦言

 「日本ハム5-1オリックス」(28日、札幌ドーム)

 オリックスは中田一人に2発5打点を許し、5日ぶりに最下位に逆戻りした。

 悔やまれるのは1点ビハインドの七回の守り。先発アルバースは2死までこぎ着けたが、三回に一発を浴びている中田のところで一塁ベンチは2番手・荒西を投入。ところがその荒西が初球143キロの直球を中田に左翼スタンド上段まで運ばれる痛恨の3ランを被弾した。

 西村徳文監督は「初球ですから。バッテリーはもう少し工夫していかないといけないですね」と狙い撃ちされたバッテリーを責めた。八回からは若月に代えて松井雅にマスクをかぶらせた。

 打線も四回にジョーンズに適時打で1点差に迫ったあと、無死一、二塁からT-岡田、ロドリゲス、若月が続けなかった。

 六回には1死一、二塁からT-岡田が右前打を放ったが、二走・宗は本塁で憤死した。

 「(宗のスタートが)遅れたのかなと思います」

 26日・楽天戦で頭部死球を受けた大城は大事を取ってこの日は欠場。29日からは復帰の予定。

 ベストメンバーに戻し、仕切り直す。

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