元ロッテ・島氏&元広島・岡林氏が国学院大に合格 ドラフト指名選手初の入学

 国学院大は16日、セカンドキャリア特別選考によりプロ野球元ロッテ投手の島孝明氏(21)と元広島投手の岡林飛翔氏(20)が合格したことを発表した。4月1日から人間開発学部健康体育学科に属し、他の学生とともに教職課程の履修も含めた学生生活をスタートさせる。同選考では昨年も元ソフトバンク外野手の幸山一大氏が入学しており、プロ野球界から2年連続の合格となる。島氏は16年ドラフト3位で入団しており、同選考でドラフト指名選手が入学するのは初めて。

 島氏は東海大望洋高から16年ドラフト3位でロッテに入団。19年限りで育成選手としての再契約を打診されたが、引退を発表。大学進学を目指すとしていた。合格が決まり、「純粋に自分にはまだやりたいことが沢山ありました。自分の人生はまだ前半であり20年30年先の自分が、いい人生を送って来れたと誇れるような生き方をするには、野球から学んだことだけではなく、大学での学びが必要だと考え、進学を選択しました」と大学を通じてコメントした。

 岡林氏は菰野高から17年育成ドラフト1位で広島に入団。昨季限りで戦力外通告を受けた。「将来は、野球の指導に携わりたいと思っています。しかし、指導する立場にも学ぶべきことがあります。何も勉強せずに指導をしても相手に伝わらなかったり、その人に合った指導が出来ません。そのため、体の仕組みや使い方などしっかり学んだ後に、野球の指導に携わることができればと思い大学進学を選択しました」と説明した。

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