プロ野球・ヤクルトのマスコット「つば九郎」が１１日、公式ブログを更新し、この日、８４歳で急逝した野村克也元監督を悼んでいる。

　つば九郎は「ごぜんちゅう、しんじられない、しんじたくない、ききたくない、ききいれたくないことがありました。ず～っと、ぼ～っとしてました」と、訃報に大きなショックを受けたことを打ち明けた。

　つば九郎は１９９４年に登場。野村ヤクルトは前年が日本一だったが９４年は４位で「とうじ、のむらかんとくに、ゆにふぉーむのそでについた、つばくろうをみて、これがいかんのや！っといわれたことをおもいだします」、「のむらすこーぷがだいすきだったつばくろうは、いつもちかくからきこえる、べんちからの、のむらかんとくのしじが、だいすきでした。でも、おそれおおくて、なかなかちかくにちかよれなかった、そんなおーらをもっているかんとくでした」と振り返った。

　昨年、神宮球場で球団設立５０周年を記念したドリームゲームが開催された際、「かんとく、おひさしぶりです」、「なんや、まだおったんか」、「がんばっております。しゃしんいいですか？」、「かってにせぇ～」と、記念撮影してもらったことを笑顔のツーショットを添えて回想。２人は「かんとくありがとうございました。いつまでもおげんきだ、ながいきしてくださいね～！」、「おうっ！」、「つぎは、ゆうしょうをみにきてください！！！」と約束したが、その約束は実現することがなくなってしまった。

　つば九郎は「このひののむらかんとくの、すぴーちには、かんどうしました。ぜひとも、ことし、やくるとすわろーずのみんなには、てっぺんをとってのむらかんとくに、どーだ！！！ってみせてあげたい。たかつかんとく、いけやまかんとくは、まさに、のむらＩＤのいでんしをもつふたり！ちーむぜんたいが１つになって、がんばりましょう。のむらかんとくも、そうねがってるはずですよね～」と、優勝をささげることを約束。

　「てんごくで、ひさしぶりにさっち～とあえてますかね。しーずんはじまったら、じんぐうのしあいをのぞきにきて、たかつかんとくに、ぼやいてください。のむらかんとく、やきゅうをだいすきにさせてくれて、ありがとうございました」と、野村さんへの感謝を述べている。