巨人新助っ人パーラ、異例の要望も…巨人は“NG”の方針

 巨人の新外国人ヘラルド・パーラ外野手が、球団側に異例の要望を伝えていたことが22日、分かった。

 米メディア「NBCスポーツ」に対し、4月2日(日本時間3日)に行われる古巣ナショナルズの本拠地開幕戦で、「始球式に登板したい」と語ったもの。加えて「日本のチームと話したい」と語ったことも伝えられているが、巨人の球団関係者によるとすでに本人からその希望を伝えられたという。

 希望当日はワールドシリーズのチャンピオンリングが配られるなど記念すべき一日となる予定。ただ、プロ野球の開幕は3月20日。3月31日からは阪神3連戦、3日からは広島3連戦も予定されており、球団側は“NG”の方針だ。夫人の出産などで助っ人が一時帰国する場合はあるものの、球団関係者はこの異例の要望については「チームに帯同してもらう」と認めない方針を示した。

 ナショナルズは昨季、球団史上初めてワールドシリーズを制覇。パーラは勝負強い打撃と、登場曲「ベイビー・シャーク」に合わせてファンが踊る“サメダンス”でも人気を集めていた。

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