ロッテ 河合オーナー代行が社長を兼任…「ロッテの半沢直樹」は退任へ

 ロッテ球団は22日、河合克美代表取締役オーナー代行(67)が12月1日から社長を兼任すると発表した。山室晋也・現取締役球団社長は同日付で取締役となり20年3月の任期満了をもって退任する。

 この日開催した球団取締役会で決定した。

 今回の人事は代表取締役オーナー代行が社長を兼務とすることで、経営の意思決定および実行の迅速化を図るのが目的だ。

 来年1月からの新年度を受けて、新体制でスムーズに混乱なくスタートするために12月1日からの新体制発足となった。

 山室社長は球団創設50年目の昨年、親会社の支援を受けずに初の黒字化を達成。また「チーム戦略部」の設置を新設した。

 16年のドラフトでは外れ1位としてはNPB史上最多の5球団となった佐々木千隼投手の抽選に臨み、見事に引き当てた。17年のドラフトでも安田尚憲内野手の3球団による外れ1位抽選でも交渉権を獲得。“神の手”と呼ばれた。銀行員出身で「ロッテの半沢直樹」の異名も。

 山室社長は「社長として6年間、責務を全うさせていただき、ありがとうございました。千葉ロッテマリーンズはさらなる成長をするために、次のステージへと向かう時となりました。

 この6年間でさまざまな方々とさまざまなことに取り組み、いろいろなことを一緒に作り上げることができたのは素晴らしい時間であり、貴重な思い出となりました。なによりも12球団一のファンの皆さまと分かち合えた勝利の喜びはこの上ないものでした。千葉ロッテマリーンズのさらなる成長を願っています」とコメントした。

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