ヤクルト退団の大引「違う球団で頑張れるように」

 ヤクルトは1日、大引啓次内野手(35)に来季契約を結ばないことを通告した。

 大引は14年オフに日本ハムからFA移籍で加入。15年のリーグ優勝に貢献した。今季は通算1000安打も達成したが、70試合の出場で打率・202の成績だった。

 今後は「違う球団で頑張れるように」と現役続行を希望。現時点では12球団合同トライアウトへの参加は予定しておらず、10月いっぱいをメドに他球団からのオファーを待つ。

 「球団からは『5年間ありがとう。新天地でも頑張って欲しい』と話があった。気持ち的にも晴れやか。現役を続けられなければ、引退でもいい」と、すっきりとした表情で話した大引。ヤクルトでの思い出には15年の優勝を挙げ「優勝の1ピースに加えてもらってありがたかった」と、感謝の言葉を口にした。

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