巨人 渡辺主筆「本当の優勝を」ナインに日本一奪回を厳命 自身は膝を負傷

 あいさつする渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(中央)。2列目右から2人目は原監督(すべて代表撮影)
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 巨人は30日、都内で「2019読売巨人軍セ・リーグ優勝祝賀会兼クライマックスシリーズ激励会」を開催した。

 出席した読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(93)が主催社を代表してあいさつした。渡辺主筆が公の場に姿を見せたのは、今季4月2日の巨人対阪神戦(東京ドーム)で長嶋茂雄終身名誉監督と一緒に観戦して以来となった。

 原監督、阿部、菅野、坂本勇らV奪回を果たしたメンバーがそろった会場。あいさつの冒頭で渡辺主筆は「僕は足が今、ヨタヨタしておるんですが」と笑いを誘った。「会社で自分の部屋で何かにつまずいて」と膝を負傷したと明かした。さらに自宅で夜中にトイレに行こうとした際に手違いで「自分の部屋でメイドに突き飛ばされてひっくり返った」と告白。「しばらく入院して」と明かしたが、負傷は「だいたい治った」と説明。「体調はヨタヨタしている」としつつ、はっきりした口調で言い元気な姿を披露した。

 5年ぶりにリーグ制覇を果たした巨人軍には、「本当の優勝をしていただきたい」と“日本一奪回”を厳命した。

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