阪神のメッセンジャー投手が引退 不振で決断、通算98勝
プロ野球阪神は13日、通算98勝のランディ・メッセンジャー投手(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。同日に本人から申し入れがあり、了承した。来日10年目の今季は3勝7敗、防御率4・69と不振だった。
谷本修球団本部長によると、1軍復帰を目指して先発した12日の2軍練習試合で振るわず、「思い通りにならなかったということで、潔くユニホームを脱ぎたいという申し出があった」と話した。引退後のポストについて今後協議するという。
米大リーグのマリナーズなどを経て2010年から阪神でプレー。プロ野球通算262試合に登板し、98勝84敗、防御率3・13。