履正社が初優勝!大阪勢夏連覇 星稜・奥川から5得点で頂点 井上が3ランで春の雪辱

 初優勝し、喜ぶ履正社ナイン(撮影・吉澤敬太)
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 「全国高校野球選手権・決勝、履正社5-3星稜」(22日、甲子園球場)

 履正社(大阪)が初優勝を果たした。

 二回、星稜(石川)は2死二塁から岡田が右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、先制に成功した。

 三回、履正社は今大会準決勝まで自責点0の奥川から連続四球で一、二塁とすると、井上が高めのスライダーをバックスクリーン左へ運び、逆転に成功した。井上は今春のセンバツでは奥川に抑えられ敗れており、雪辱の一打となった。

 だが、試合はこれでは終わらない。七回に星稜は山瀬と知田にタイムリーが出て同点になる。直後の八回、履正社は野口が勝ち越しのタイムリーを放ち、岩崎にも適時打が出て2点差をつけた。

 九回は、七回途中から登板していた岩崎が星稜の反撃を抑えた。

 大阪勢としては、昨年夏の大阪桐蔭に続き、2年連続の優勝となった。04年、05年に連覇した駒大苫小牧(南北海道)以来となる同地区の2年連続優勝となった。

 また大阪勢は夏の甲子園で石川勢と過去4戦し全勝。今回の決勝で5勝0敗となった。

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