アクシデント連発の西武・岡田ついに負傷交代 打球急所直撃、死球、交錯プレー…

6回オリックス2死二塁、オリックス・福田周平はオリックス・西野真弘の中前適時打で生還する(捕手 西武・岡田雅利)=京セラドーム(撮影・山口登)
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 「オリックス-西武」(4日、京セラドーム大阪)

 西武・岡田雅利捕手が六回に本塁上のクロスプレーで負傷交代した。

 西武が1点リードの六回。2死二塁からオリックス・西野が中前打を放つと、二走・福田が果敢に本塁突入。中堅・秋山のバックホームで際どいタイミングとなったが、判定はセーフで同点となった。

 本塁上で福田にタッチした岡田はクロスプレーで負傷。ベンチ裏で治療を行うため、試合が一時中断した。マスクをかぶり、戻ってきた岡田だったが、辻監督はDHで先発していた森を捕手に変更。岡田は交代となった。

 岡田にとって、“痛い”アクシデントの連発する試合となった。まずは初回の守備。オリックス・小田のファウルチップが股間を直撃した。激痛に岡田はホームベース上で何度ももんどり打って倒れ込み、ベンチからトレーナーが駆けつけた。滝のような汗を流しながら岡田は試合続行に問題ないことを伝える。これには京セラドームのスタンドから温かい握手が送られた。しかし再開後、先発ニールが小田に痛恨の押し出し死球。勝ち越し点を与えてしまう。

 直後の二回の攻撃は先頭で打席に立ったが、カウント2-1からオリックス・竹安のシュートが内角をえぐり、腰付近に死球を受けた。帽子を取って謝罪する竹安に対し、岡田は表情を変えることなく一塁に向かったが、両軍ベンチがヒートアップ。両監督とも飛び出して、一塁ベース上で両軍入り乱れ、あわや乱闘という事態となっていた。

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